※この記事は、Ubuntu 15.10で行いました。
UbuntuにRubyをインストールする
パッケージインストールとソースインストールの二通りがあります。
少々バージョンが古くても手っ取り早くインストールしたい場合は、パッケージインストールを、最新バージョンや特定バージョンのRubyをインストールしたい場合は、手動インストールを行ってください。
Rubyのパッケージインストール
apt-getコマンドでインストールすることができます。
ただし、バージョンが少し古いので最新バージョンをインストールしたい場合は、ソースインストールしてください。
$ sudo apt-get -y install ruby
rubyコマンドが使えるようになります。
$ ruby -v ruby 2.1.5p273 (2014-11-13) [x86_64-linux-gnu]
Rubyのソースインストール
1. ヘッダーファイルのインストール
$ sudo apt-get -y install libreadline6-dev libssl-dev
– 追記 –
libffi-devというパッケージもインストールしないと、ダメらしい。
$ sudo apt-get -y install libffi-dev
2. zlibのインストール
zlib公式サイトより、最新版の.tar.gzファイルをダウンロードし、適当なディレクトリに置いてください。
$ tar xvzf zlib-1.2.8.tar.gz $ cd zlib-1.2.8 $ ./configure --prefix=/usr/local $ make $ sudo make install
3. LibYAMLのインストール
LibYaml公式サイトより、最新版の.tar.gzファイルをダウンロードし、適当なディレクトリに置いてください。
この記事を執筆中の現在において、PyYAMLのトップページには「LibYAML 0.1.6 is released.」とありますが、yaml-0.1.6.tar.gzへのリンクがありません。
そこで、yaml-0.1.5.tar.gzのリンクURLをコピーしてからこれをブラウザのURL入力エリアに貼り付け、「0.1.5」を「0.1.6」に変更してダウンロードしてください。
あるいは、wgetコマンドを使って直接ファイルをダウンロードしてください。$ wget http://pyyaml.org/download/libyaml/yaml-0.1.6.tar.gz
yaml-0.1.6.tar.gzがダウンロードできたら、以下のコマンドを入力してインストールしてください。
$ tar xvzf yaml-0.1.6.tar.gz $ cd yaml-0.1.6 $ ./configure $ make $ sudo make install
4. Rubyのインストール
Ruby公式サイトより、.tar.gzファイルの最新版をダウンロードし、適当なディレクトリに置いてください。
$ tar xvzf ruby-2.3.0.tar.gz $ cd ruby-2.3.0 $ ./configure $ make $ sudo make install